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情報漏えいの報告が遅れる理由|「怒られるのが怖い」を減らす初動対応
「この案件、よくまとめてくれたね。次も任せたい」 朝、上司にそう言われたばかりだった。 やっと、自分の仕事が認められた気がした。 午後、取引先へ送った共有リンクを見直して、手が止まった。 公開してよい提案資料だけでなく、社内用の価格比較表まで入っている。 共有を止めた。けれど、相手がもう見たかどうかは分からない。 隣の同僚に小声で話すと、返ってきた。 「止めたなら、もういいんじゃない? 今言ったら、また全部確認し直しになるよ」 上司への連絡文を書きかけて、消した。 この前、別のミスをした人は、会議で経緯を長く説明させられていた。 「せっかく任せたのに」と言われるだろうか。今度の担当も、なくなるだろうか。 相手から何も連絡が来なければ、大丈夫かもしれない。時計だけが進んでいた。 ※人物・会話・心理は架空です。後述するIPAの企業事例の再現や、著者の実体験ではありません。画像もAIで制作した架空の場面です。 ミスの後に、もう一つの判断がある 誤送信や共有範囲の設定ミスを、完全になくすことは簡単ではありません。 でも、気づいた後に、誰へ何を伝えるかは準
3 時間前読了時間: 9分
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