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事故が起きたとき、あなたの会社は説明できますか?
「御社から不審なメールが届いているのですが……」 ある日突然、大切な取引先からかかってくる一本の電話。 もし、それがサイバー攻撃や情報漏洩の合図だとしたら。 その瞬間、あなたの頭に浮かぶのは「うちは対策していたはずなのに、なぜ?」という戸惑いかもしれません。しかし、パニックに陥っている現場や、報告を待つ取引先から突きつけられるのは、もっと切実な問いです。 「何が起きたのか、説明してください」 このとき、自信を持って答えられる準備ができているでしょうか。 「守っている」から「説明できる」への転換 多くの中小企業では、すでに最低限のセキュリティ対策は行われています。 ウイルス対策ソフトは入れている UTM(境界防御)も設置した クラウドサービスを使っているから安心だ もちろん、これらは重要です。 しかし、どれほど高い壁を作っても、100%防げる保証はありません。 事故が起きたとき、本当に必要なのは「対策はしていました」という言い訳ではなく、 「事実を裏付ける証拠」 です。 いつ、侵入されたのか? どのパソコンが原因なのか? 誰が、どのデータに触れたの
2月17日読了時間: 4分


【実例解説】LINEグループ誘導型フィッシングメールの技術的手口と組織的対策
先日、ITワークラボの実務環境において、非常に巧妙なフィッシングメールを確認しました。 今回の攻撃は、単なる情報の窃取に留まらず、企業のセキュリティフィルタを回避して「個人のプライベート空間」へ侵入しようとする、極めて悪質な構造を持っています。 IT担当者および経営層が知っておくべき、その手口の裏側を解説します。 1. 実際の攻撃メールの構造分析 Google Workspace等の高度なメールフィルタリング環境下では、上図のように「赤い警告」が表示されます。しかし、このメールが恐ろしいのは、 悪意のあるURLや添付ファイルが直接含まれていない という点です。 攻撃のステップ 偽装 : 信頼性の高いフリーメール(Hotmail等)を使用し、実在しそうな名称(ワークラボ等)を名乗る。 回避 : 文面に「リンク」や「ファイル」を載せないことで、従来のアンチウイルスソフトの検知をすり抜ける。 誘導 : 「業務調整」という口実で、監視の行き届かない LINE という外部プラットフォームへターゲットを移動させる。 2. なぜ「LINEグループのQRコー
1月27日読了時間: 3分
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