事故が起きたとき、あなたの会社は説明できますか?
- 20 時間前
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「御社から不審なメールが届いているのですが……」
ある日突然、大切な取引先からかかってくる一本の電話。
もし、それがサイバー攻撃や情報漏洩の合図だとしたら。
その瞬間、あなたの頭に浮かぶのは「うちは対策していたはずなのに、なぜ?」という戸惑いかもしれません。しかし、パニックに陥っている現場や、報告を待つ取引先から突きつけられるのは、もっと切実な問いです。
「何が起きたのか、説明してください」
このとき、自信を持って答えられる準備ができているでしょうか。
「守っている」から「説明できる」への転換
多くの中小企業では、すでに最低限のセキュリティ対策は行われています。
ウイルス対策ソフトは入れている
UTM(境界防御)も設置した
クラウドサービスを使っているから安心だ
もちろん、これらは重要です。
しかし、どれほど高い壁を作っても、100%防げる保証はありません。
事故が起きたとき、本当に必要なのは「対策はしていました」という言い訳ではなく、
「事実を裏付ける証拠」です。
いつ、侵入されたのか?
どのパソコンが原因なのか?
誰が、どのデータに触れたのか?
これらを示せない限り、取引先の不安を拭い去ることはできません。
その「証拠」となるのが、ITの世界における記録――「ログ」です。
ログとは、IT環境の防犯カメラ
「ログ」という言葉は難しく聞こえるかもしれませんが、
「会社のIT環境に設置された防犯カメラの映像」だと考えてみてください。
誰がオフィス(システム)に入ったか
金庫(データ)を触ろうとして、何度失敗したか(パスワードを間違えたか)
許可のないUSBメモリを差し込んだのは誰か
外部へ大量のデータを持ち出そうとしていないか
これらはすべて、ログとして記録されます。
もし防犯カメラがあっても、肝心の時に「録画モード」になっていなかったり、数日で上書きされて消えてしまっていたら、犯人も被害状況も分かりませんよね。
ログも全く同じなのです。
なぜ、今「ログ」が経営に必要なのか
ログを整えることは、単なる「ITの守り」を超えたメリットがあります。
「疑い」を晴らすことができる 被害の範囲を特定できれば、「ここから先は漏洩していません」と断言でき、 信頼の失墜を最小限に抑えられます。
再発の恐怖から抜け出せる ルートが分かれば、そこを塞ぐだけ。 原因不明のまま怯え続ける必要がなくなります。
社内の「うっかり」や「不正」を防ぐ 「記録されている」という認識は、社員を守ることにも、 不正への抑止力にもつながります。
制度への対応がスムーズになる 昨今のセキュリティ対策評価制度でも、 この「証跡(ログ)」があることは評価の大きな柱となっています。
よくあるログの落とし穴(誤解)
多くの中小企業を拝見していると、実は「ログが全くない」というケースは稀です。
問題は、「いざという時に使えない状態」になっていることです。
「取っているはず」だが、どこにあるか誰も知らない
保存期間が短すぎて、異変に気づいた時には消えている
各機器にバラバラに保存されていて、つなぎ合わせることができない
これでは、事故が起きたときに「分かりません」と頭を下げるしかなくなってしまいます。
ITワークラボが大切にしていること
ログ管理の「正解」は一つではありません。 高価な分析ツール(SIEM)や24時間の監視サービス(SOC)を導入すれば解決する、
という単純な話でもありません。
大切なのは、「あなたの会社の規模とリスクに合った、ちょうどいい設計」です。
どの記録を、いつまで残すべきか
無理なく運用できる方法は何か
万が一の時、誰がその記録を解析するのか
ITワークラボは、「説明できる状態」を一緒に作るパートナーでありたいと考えています。
事故が起きないことが一番です。
でも、もし起きてしまったら・・・あなたの会社は説明できますか?
その時、胸を張って「状況はこうです」と説明できる会社であるために。
今できることから、足元を整えていきませんか?
「何から手を付ければいいか分からない」という方も、
まずは現状のヒアリングからサポートいたします。
お気軽にご相談ください。
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