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セキュリティ対策は筋トレに似ている。強い会社は一日では作れない
セキュリティ対策というと、少し難しく感じるかもしれません。 ウイルス対策ソフト 多要素認証 バックアップ 不審メール対策 社員教育 インシデント対応 ログ監視 言葉だけを見ると、専門的で堅い印象があります。 しかし、セキュリティ対策は、意外と筋トレに似ています。 一日だけ頑張っても、すぐに筋肉はつきません。 高い器具を買っただけでも、体は変わりません。 正しいフォームで続けなければ、効果は出にくくなります。 食事や睡眠、休養も大切です。 そして、続けることで少しずつ体が変わっていきます。 会社のセキュリティも同じです。 何か一つのサービスを入れた瞬間に、急に強い組織になるわけではありません。 日々のルール 社員の意識 報告しやすい空気 アカウント管理 バックアップ トラブル時の初動 定期的な見直し こうした取り組みを継続することで、少しずつ「セキュリティに強い会社」になっていきます。 筋肉が一日でつかないように、セキュリティも一日では強くならない 筋トレを始めた日に、いきなり体が大きく変わることはありません。 最初は、フォームを覚える。 軽い負荷
23 時間前読了時間: 10分


セキュリティにも「避難訓練」が必要です!中小企業のためのランサムウェア机上演習
社内のパソコンに突然、身代金を要求する画面が表示された 共有フォルダが開けず、複数の社員が仕事を続けられない 取引先から「御社から不審なメールが届いた」と連絡が入った システム会社へ電話したが、担当者につながらない このような事態が起きたとき、あなたの会社では誰が何を判断するでしょうか。 「感染したパソコンをネットワークから切り離す」 「保守会社へ連絡する」 といった対処を知っていても、実際の事故では技術的な対応だけでなく、さまざまな判断が必要になります。 業務をどこまで止めるのか 社員には何を伝えるのか 顧客や取引先へ連絡するのか 誰が対応方針を決めるのか 復旧まで仕事をどう続けるのか こうした判断を、事故が起きてから初めて考えるのは危険です。 そこで役立つのが、ランサムウェアの発生を想定した「机上演習」です。 セキュリティ訓練は、専門家だけのものではない セキュリティ訓練と聞くと、次のような専門的なものを想像するかもしれません。 社員へ模擬的な標的型メールを送る 実際のシステムを止めて復旧させる セキュリティ製品を操作する 専門業者が攻撃を再
8月21日読了時間: 10分


夏休み・お盆休み前に確認したい。中小企業のセキュリティ対策チェック
夏休みやお盆休みなどの長期休暇は、普段よりも業務が止まりやすい時期です。 社員が休みに入る。 システム管理者が不在になる。 取引先の担当者とも連絡が取りづらくなる。 休暇明けには、大量のメールや通知を一気に確認する。 このように、長期休暇の前後は、いつもとは違う状態になりやすくなります。 そのため、セキュリティ面でも注意が必要です。 IPA(情報処理推進機構)も、長期休暇中はシステム管理者が長期間不在になるなど、通常と異なる状況になりやすく、インシデントが発生した場合に対応が遅れたり、休暇後の業務継続に影響が及ぶ可能性があると注意喚起しています。 中小企業では、専任のIT担当者がいない場合も多く、何か起きたときの対応が特定の人に集中しがちです。 だからこそ、休みに入る前に、最低限の確認をしておくことが大切です。 長期休暇中は、いつもと違うリスクが生まれる 長期休暇中は、会社全体の動きが止まります。 それ自体は当然のことですが、セキュリティの観点では、次のようなリスクが生まれます。 異常に気づく人が少なくなる システム管理者や担当者に連絡がつきにく
8月3日読了時間: 10分


「報告したら怒られる」職場は危ない。セキュリティ事故を小さく止める報告文化の作り方
会社のセキュリティ対策というと、ウイルス対策ソフト、パスワード管理、多要素認証、バックアップなどを思い浮かべる方が多いと思います。 もちろん、これらの対策は重要です。 しかし、実際のセキュリティ事故では、技術的な対策だけでは防ぎきれない問題があります。それが、「社員がすぐに報告できない」ことです。 たとえば、次のような場面です。 不審なメールのリンクを開いてしまった 偽サイトかもしれない画面にIDやパスワードを入力してしまった 会社のパソコンやスマートフォンを一時的に紛失した 見覚えのないファイルをダウンロードしてしまった 取引先を装ったメールに違和感を覚えた こうしたとき、すぐに報告があれば、被害を小さく抑えられる可能性があります。 一方で、報告が遅れると、ウイルス感染の拡大、不正アクセスの継続、情報漏えい、取引先への被害波及などにつながるおそれがあります。 中小企業にとって重要なのは、単に「ミスをなくす」ことではありません。 ミスや違和感があったときに、すぐ言える職場にしておくことです。 セキュリティ事故は「報告の遅れ」で大きくなる...
7月8日読了時間: 7分


社用PCを紛失したら最初に何をする?中小企業が決めておくべき初動対応
会社のノートパソコンを持ち歩く機会は、以前より増えています。 在宅勤務、外出先での作業、出張、取引先訪問、カフェでの資料確認など、社用PCを社外で使う場面は珍しくありません。 その一方で、どうしても避けられないリスクがあります。 それが、社用PCの紛失・盗難です。 電車に置き忘れた。 カフェに置いたまま席を離れてしまった。 車上荒らしでカバンごと盗まれた。 自宅に持ち帰ったはずなのに見当たらない。 こうした事態が起きたとき、重要なのは「誰が悪いか」を先に考えることではありません。 まず必要なのは、被害を広げないための初動対応です。 特に中小企業では、紛失時の連絡先や対応手順が決まっておらず、担当者や社員がその場で判断せざるを得ないことがあります。 しかし、対応が遅れるほど、情報漏えい、不正アクセス、取引先への影響、業務停止などのリスクは高まります。 今回は、社用PCを紛失したときに中小企業がまず取るべき対応と、事前に決めておきたいルールを整理します。 社用PCの紛失は「物をなくした」だけでは済まない 社用PCを紛失したと聞くと、まず思い浮かぶのは
7月1日読了時間: 10分


「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版をやさしく解説|まず見直したい3つのポイント
IPAから、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン 第4.0版」が公開されました。 今回の改訂は、単なる更新ではありません。ランサムウェア被害の深刻化、サプライチェーン全体での対策の必要性、人材不足といった現実を踏まえて、中小企業が取り組みやすい形へ見直されています。改訂版では、情報セキュリティ6か条、自社診断、SCS評価制度を踏まえた整理、人材確保・育成に関する付録などが盛り込まれています。 つまり今回の第4.0版は、難しい仕組みを増やしたというより、 今の中小企業に必要な対策を、より実務に近い形で整理したもの と考えると分かりやすいです。 この記事では、ガイドライン全体を細かく追うのではなく、 中小企業がまず見直したい3つのポイント に絞って整理します。 1. まず見直したいのは「バックアップ」 “取っている”ではなく、“戻せる”まで確認する 第4.0版で特に目立つ変化のひとつが、従来の「5か条」が「6か条」になったことです。 追加されたのは、 「バックアップを取ろう!」 です。本文でも、情報セキュリティ6か条の中にバックアップが
3月27日読了時間: 7分


事故が起きたとき、あなたの会社は説明できますか?
「御社から不審なメールが届いているのですが……」 ある日突然、大切な取引先からかかってくる一本の電話。 もし、それがサイバー攻撃や情報漏洩の合図だとしたら。 その瞬間、あなたの頭に浮かぶのは「うちは対策していたはずなのに、なぜ?」という戸惑いかもしれません。しかし、パニックに陥っている現場や、報告を待つ取引先から突きつけられるのは、もっと切実な問いです。 「何が起きたのか、説明してください」 このとき、自信を持って答えられる準備ができているでしょうか。 「守っている」から「説明できる」への転換 多くの中小企業では、すでに最低限のセキュリティ対策は行われています。 ウイルス対策ソフトは入れている UTM(境界防御)も設置した クラウドサービスを使っているから安心だ もちろん、これらは重要です。 しかし、どれほど高い壁を作っても、100%防げる保証はありません。 事故が起きたとき、本当に必要なのは「対策はしていました」という言い訳ではなく、 「事実を裏付ける証拠」 です。 いつ、侵入されたのか? どのパソコンが原因なのか? 誰が、どのデータに触れたの
2月17日読了時間: 4分


不正アクセスが疑われたらまず考えてほしいこと 〜 証拠を守る初動のコツ
日々の業務の中で、「パソコンの動きがいつもと違う」「ウイルス感染かも?」といった不安に直面することはあります。 そんな時、思わず とりあえず再起動 ウイルススキャンをすぐに実行 故障だと思って初期化 といった対応をしてしまいがちです。 しかし、こうした行動が その後の調査や対応を難しくすること があるのをご存じでしょうか? 証拠保全って何? 証拠保全とは、 後から「何が起きたのか」を確認できるように、 パソコンやログの状態をできるだけ変えずに残すこと 不正アクセスや被害の調査では、 いつ/どこから/どのアカウントで/何が行われたか という情報が、 ログやシステムの状態として残っています 。 再起動や初期化は、これらの“手がかり”を消してしまう可能性があります。 フォレンジック調査って何? ここで出てくる専門用語に 「 フォレンジック調査」 という言葉があります。 「何のこと?」と思われる経営者の方もいるでしょう。 フォレンジック調査とは、 専門家が“デジタルの証拠”をもとに 何が起きたのかを客観的に調べる調査のことです。 イメージとしては、IT
1月30日読了時間: 3分
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