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夏休み・お盆休み前に確認したい。中小企業のセキュリティ対策チェック
夏休みやお盆休みなどの長期休暇は、普段よりも業務が止まりやすい時期です。 社員が休みに入る。 システム管理者が不在になる。 取引先の担当者とも連絡が取りづらくなる。 休暇明けには、大量のメールや通知を一気に確認する。 このように、長期休暇の前後は、いつもとは違う状態になりやすくなります。 そのため、セキュリティ面でも注意が必要です。 IPA(情報処理推進機構)も、長期休暇中はシステム管理者が長期間不在になるなど、通常と異なる状況になりやすく、インシデントが発生した場合に対応が遅れたり、休暇後の業務継続に影響が及ぶ可能性があると注意喚起しています。 中小企業では、専任のIT担当者がいない場合も多く、何か起きたときの対応が特定の人に集中しがちです。 だからこそ、休みに入る前に、最低限の確認をしておくことが大切です。 長期休暇中は、いつもと違うリスクが生まれる 長期休暇中は、会社全体の動きが止まります。 それ自体は当然のことですが、セキュリティの観点では、次のようなリスクが生まれます。 異常に気づく人が少なくなる システム管理者や担当者に連絡がつきにく
8月3日読了時間: 10分


睡眠不足を美談にしない。業務効率とセキュリティを守る会社の働き方
「昨日も、ほとんど寝ていない」 「深夜まで仕事をしていた」 「忙しくて睡眠時間が取れない」 こうした言葉を聞くと、つい「大変ですね」「頑張っていますね」と受け止めてしまいます。 もちろん、繁忙期や緊急対応で、一時的に業務時間が長くなることはあります。 しかし、睡眠不足の状態で働き続けることが常態化しているなら、それは個人の頑張りではなく、会社として見直すべきサインです。 特に中小企業では、限られた人数で業務を回しているため、経営者、管理職、経理担当者、IT担当者、顧客対応担当者など、一部の人に負荷が集中しやすくなります。 その結果、長時間労働や睡眠不足が当たり前になってしまうことがあります。 しかし、睡眠不足は業務効率を下げるだけではありません。 判断力や注意力が落ちることで、メールの確認ミス、誤送信、不審なURLのクリック、パスワード入力ミスなど、セキュリティ上のリスクも高めます。 会社を守るためには、ウイルス対策ソフトや多要素認証だけでなく、従業員が十分に休める働き方も必要です。 睡眠不足は「頑張り」ではなく、判断力を下げる要因...
7月29日読了時間: 10分


フィッシングは減ったように見えても危ない。中小企業が見直したいメールとアカウントの基本設定
フィッシングメールへの注意喚起は、多くの会社で行われるようになってきました。 「怪しいメールを開かない」 「メール内のリンクからログインしない」 「不審な通知は公式サイトや公式アプリから確認する」 こうした対策は、もちろん大切です。 しかし、フィッシング対策を社員の注意力だけに頼るのは限界があります。 最近のフィッシングは、文面や見た目が巧妙なだけでなく、正規サービスのドメインやクラウドサービス、短縮URLなどを悪用し、メールフィルターをすり抜けようとする手口も見られます。 中小企業が考えるべきなのは、社員に「気をつけて」と言うだけではなく、会社のメール環境とアカウント管理を基本から見直すことです。 フィッシング報告件数は減少。でも安心とは言えない フィッシング対策協議会の月次報告によると、2026年6月に寄せられたフィッシング報告件数は72,370件で、前月より大きく減少しました。 この数字だけを見ると、「フィッシングが減ってきた」と感じるかもしれません。 しかし、同じ報告では、フィッシングサイトのURL件数は42,241件で、前月より増加して
7月21日読了時間: 9分


フィッシングメールは開いただけで危ない? よくある誤解と正しい対処
フィッシングメールが届いたとき、「開いただけでも危ないのでは?」と不安になる方は少なくありません。 特に、会社のメールや個人のスマートフォンで怪しいメールを見つけると、慌ててしまいやすいものです。ですが、まず落ち着いて確認したいのは、 どこまで操作したか です。 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)では、フィッシングのメールやSMSは 開いただけでは被害は発生しない と案内しています。また、本文のURLを開いてしまった場合でも、その先で 情報を入力したり、アプリをインストールしたりしていなければ、基本的に被害は発生しない とされています。 つまり、怖いのは「受け取ったこと」そのものではなく、 その後の操作 です。 この記事では、 フィッシングメールとは何か 開いただけで何が起きるのか 本当に危ないのはどこからか 操作別にどう対処すればよいか を、中小企業の経営者やIT担当者が社内で案内しやすいように、できるだけ分かりやすく整理します。 フィッシングメールとは何か フィッシングとは、実在する企業やサービスを装って、利用者を偽サイトへ誘導し、ID
4月14日読了時間: 8分


不正ログインの相談、2025年7月だけで144件——過去最多から見る「不正ログインの証拠」と対策
IPA情報セキュリティ安心相談窓口によると、2025年7月に寄せられた 不正ログインに関する相談は144件 で、これまでで最も多くなりました。 内容としては、InstagramやFacebookなどのサービスに不正ログインされ、 自分ではログインできなくなった という相談が多く寄せられています。 ここで大事なのは、これは「相談件数」だということです。つまり、実際に表面化して相談までつながったケースだけでも、かなり多いという見方ができます。 不正ログインは、大企業や有名人だけの話ではありません。 SNS、ショッピングサイト、ネットバンキング、クラウドサービスなど、日常的に使うサービスで起こりえます。 しかも厄介なのは、気づいたときにはすでに パスワードを変更されていた 登録メールアドレスや電話番号を変えられていた 多要素認証まで設定されていた という状態になっていることがある点です。 この記事では、IPAの注意喚起をもとに、 不正ログインはどんな手口で起きるのか 不正ログインの証拠とは何か 被害にあったとき、まず何をすべきか 日頃からどんな対策をし
4月9日読了時間: 9分


セキュリティ研修、全員にやる必要ありますか?── 標的型メール訓練から始める理由
セキュリティ対策というと、 「まずはツールを導入する」 「全従業員に研修を実施する」 といった対策を思い浮かべる方が多いかもしれません。 実際、ITワークラボにご相談いただく中小企業の多くでも、 最初のご要望は 「何か良いセキュリティ製品はありませんか?」 「全員研修をやった方がいいですよね?」 という形で出てきます。 もちろん、ツール導入や研修は重要な対策です。 ただし、ここで一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。 全員研修が抱えやすい“現実的な課題” 全従業員を対象にしたセキュリティ研修は、分かりやすい反面、次のような課題を抱えがちです。 研修費用が高くなりやすい 業務時間をまとめて確保する必要がある すでに知識のある人にとっては内容が重複しやすい その結果、 「コストをかけた割に、どれだけリスクが下がったのか分からない」 という状態になってしまうことも少なくありません。 これは研修そのものが悪いのではなく、 「誰に、どの程度の対策が必要なのか」が見えないまま実施している ことが原因です。 標的型メール訓練が“起点”になる理由..
1月20日読了時間: 3分
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