無料Wi-Fiで仕事して大丈夫?──外出先で“やりがちな危険行為”と安全に使う方法
- ITワークラボ
- 2025年11月19日
- 読了時間: 3分

カフェや駅、ホテルのロビーなど、外出先で無料Wi-Fiに接続して仕事をする──いまではよくある光景です。
しかし、実は 無料Wi-Fiは ITトラブルが最も起きやすい場所 の一つ。
特に中小企業では、“会社のアカウントを個人PCで操作する”状況も多く、リスクが一気に高まります。
今回は、外で仕事する際に気をつけたいポイントを専門用語なしで、できるだけわかりやすくまとめました。
① 無料Wi-Fiにはどんなリスクがある?
「無料Wi-Fi=危険」ではありませんが、“仕組みを理解しないまま使う”のが問題です。
1. 通信が盗み見られる可能性がある
同じWi-Fiに入った他の利用者から、メール・ログイン情報・ファイルの中身が覗かれてしまうことがあります。
特にHTTPSに対応していない古いサービスを使っているとそのまま見えてしまう場合もあります。
2. なりすましWi-Fi(偽物アクセスポイント)
攻撃者が本物そっくりのWi-Fiを作り、そこにつないでしまうと、どんな操作をしてもすべて攻撃者に筒抜けになります。
名前が似ているWi-Fiは特に要注意です。
3. ログイン情報が盗まれる
メール、クラウド、チャットなどのログインは攻撃者にとって“一番おいしいデータ”。
これを盗まれると、会社の情報が丸ごと攻撃者の手に渡る可能性があります。
4. マルウェア感染のリスク
Wi-Fi経由でPCに攻撃を仕掛けられることがあり、ファイル改ざんやデータ破壊につながるケースも。
② 外で仕事するなら“絶対に避けるべき”行為
次のような行動は、できるだけ避けましょう。
無料Wi-Fiで メールにログイン
Google Drive / OneDrive / Dropbox などにアクセス
会社システム(勤怠、請求、顧客管理)にログイン
無料Wi-Fiで パスワードを入力
公共Wi-Fiに自動接続をONにしたまま
実際、これらが原因でアカウント乗っ取りや情報漏えいが起きています。
外でのログイン操作は、攻撃者にとって“狙い目”です。
③ 外出先で安全に仕事するための方法
難しい設定は必要ありません。今日からできる対策だけをまとめました。
1️⃣ スマホのテザリングを使う(最も安全)
無料Wi-Fiよりも スマホのテザリングが圧倒的に安全。通
信が暗号化されているため、盗み見られるリスクが激減します。
会社アカウントを操作するときは無料Wi-Fiではなくテザリング一択が基本です。
2️⃣ VPNを使う(どうしても無料Wi-Fiを使うなら)
VPNは“通信をトンネル化”して外部から見えなくする仕組みです。
無料Wi-Fiを使う場合は 必須レベルと言えます。
企業向けVPNが難しければ、個人向けの簡単なVPNアプリでも大きな効果があります。
3️⃣ 自動接続をオフにする
スマホやPCが勝手にWi-Fiに接続しないよう設定しましょう。
偽物Wi-Fiに勝手につながるリスクを減らせます。
4️⃣ 公共Wi-Fiでは“ログイン操作”をしない
資料を見るだけならまだしも、ログインは攻撃者が最も狙うポイントです。
ログイン操作は必ず安全な通信環境で行う習慣を。
5️⃣ 事前に多要素認証(MFA)を設定しておく
万が一パスワードを盗まれても、多要素認証(MFA)があればログインされません。
外出先で仕事をするなら、MFAは“ほぼ必須”と言ってよい対策です。
④ まとめ:外で仕事するなら“便利より安全”を優先する
無料Wi-Fiは便利ですが、その便利さの裏には常にリスクがあります。
特に中小企業の情報は、外部に漏れれば大きな信用問題につながります。
会社のアカウントに触れるときは、無料Wi-Fiは避ける。
どうしても使うなら、VPNとMFAを必ずセットに。
このシンプルなルールを徹底するだけで、外出先のITトラブルは大きく減らすことができます。
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