まだパスワードだけ?──中小企業が多要素認証(MFA)を“最優先”で導入すべき理由
- ITワークラボ
- 2025年11月14日
- 読了時間: 3分

多くの会社で、ログインは「パスワードを入力するだけ」という状態が続いています。
しかし今の時代、パスワードだけで会社を守るのはほぼ不可能です。
・パスワードの使い回し
・フィッシング詐欺
・情報流出サイトからの漏洩
どれか1つでも当てはまると、外部からアカウントを乗っ取られる可能性があります。
しかも、もし1人のアカウントが突破されると──メール・クラウド・顧客情報・社内資料が、すべて攻撃者に見られる状況になります。
そこで必要なのが 多要素認証(MFA) です。
“パスワード+もう1つ”の仕組みでログインを守る、今もっとも効果的な安全対策です。
① パスワードが守りきれない時代
パスワードは、
見破られる
盗まれる
推測される
フィッシングで抜き取られる
あらゆるリスクにさらされています。
たとえば、攻撃者は漏えいしたメールアドレスやパスワードを自動で試し続け、たまたま一致したアカウントから侵入します。その際、狙われるのは必ずしも“社長や管理者”だけではありません。
一般社員1人のアカウントから、会社全体の情報が抜かれる。
これは今、よくある被害パターンです。
② 多要素認証(MFA)とは?なぜ効果が高いのか
多要素認証とは、パスワードのほかに「スマホ通知」 や 「認証コード」 など、もう1つの確認を行う仕組みです。
つまり──パスワードが盗まれても、他人はログインできません。
・スマホを持っていない
・別の場所からアクセスしている
これだけで攻撃者は弾かれます。
数ある対策の中でも、費用ゼロで効果が最も大きい方法です。
③ MFAを導入しないと何が起きるのか(実際に起きた例)
中小企業で実際に起きている被害を簡単に紹介します。
メール乗っ取り → 取引先に偽の請求書を送ってしまう
クラウド内のデータ消去 → 業務が半日〜数日停止
顧客リストや見積書が外部へ流出
SNS乗っ取りで会社アカウントが勝手に投稿
どれも「パスワードだけ」の会社で発生しているトラブルです。
④ 中小企業でもできる、一番簡単なMFAの始め方
実は、Google Workspace や Microsoft 365 など多くのクラウドサービスは 無料でMFAが使えます。
導入は驚くほど簡単で、
管理画面で「多要素認証を有効化」
社員がスマホで認証アプリ(Google Authenticator等)を設定
次回ログイン時に“ワンタップ”で本人確認
これだけで完了します。難しい作業は一切ありません。
しかも、全員に一気に導入しなくてもOK。まずは、
社長
管理者アカウント
重要データにアクセスする人
から始めるだけでも、安全性が大きく向上します。
⑤ よくある質問(Q&A)
Q:社員が「面倒くさい」と言いませんか?
A:最初だけで、慣れれば5秒です。むしろ「安心できる」と評価されるケースが多いです。
Q:スマホを持っていない人がいます。
A:SMSや電話認証も使えます。スマホ必須ではありません。
Q:トラブルでログインできなくなるのが怖い…
A:バックアップコード(予備コード)を会社に保管すれば復旧できます。
⑥ まとめ:MFAは“最初にやるべき”セキュリティ対策
多要素認証(MFA)は、費用ゼロ・導入の手間ほぼゼロなのに、効果は絶大。
セキュリティ対策は「何から始めればいい?」とよく聞かれますが、答えは明確です。
まずはMFA。これだけで守れる範囲が一気に広がります。
小さな一歩が、会社の信頼と安全を支えます。
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