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事故が起きたとき、あなたの会社は説明できますか?
「御社から不審なメールが届いているのですが……」 ある日突然、大切な取引先からかかってくる一本の電話。 もし、それがサイバー攻撃や情報漏洩の合図だとしたら。 その瞬間、あなたの頭に浮かぶのは「うちは対策していたはずなのに、なぜ?」という戸惑いかもしれません。しかし、パニックに陥っている現場や、報告を待つ取引先から突きつけられるのは、もっと切実な問いです。 「何が起きたのか、説明してください」 このとき、自信を持って答えられる準備ができているでしょうか。 「守っている」から「説明できる」への転換 多くの中小企業では、すでに最低限のセキュリティ対策は行われています。 ウイルス対策ソフトは入れている UTM(境界防御)も設置した クラウドサービスを使っているから安心だ もちろん、これらは重要です。 しかし、どれほど高い壁を作っても、100%防げる保証はありません。 事故が起きたとき、本当に必要なのは「対策はしていました」という言い訳ではなく、 「事実を裏付ける証拠」 です。 いつ、侵入されたのか? どのパソコンが原因なのか? 誰が、どのデータに触れたの
2月17日読了時間: 4分


中小企業のサイバー事故は「ニュースにならない」だけで、毎日起きている
〜報道されない現場の「静かな悲鳴」〜 また大手で情報漏えいか。 まぁ、うちは狙われるほど有名じゃないから ニュースを眺めながら、そんなふうに思っていませんか? 確かに、大企業の事故は派手に報じられます。 数十万件のデータ流出、工場の完全停止、数億円の賠償。 それらは世間を騒がせる「大事件」です。 しかし、私が日々向き合っているのは、そんな華々しい(と言っては語弊がありますが)ニュースの裏側。 決して報道はされないけれど、確実に一社の経営を揺るがしている「現場の真実」です。 「誰も知らない」だけで、事故は隣で起きている 中小企業の事故がニュースにならない理由はシンプルです。 上場していないから、公表義務が曖昧だから、そして何より「取引先にバレたくない」という切実な事情があるからです。 ですが、現場で起きている現実は過酷そのものです。 朝一番、パソコンのファイルがすべて「暗号化」されて開かなくなっている。 取引先から「お宅の担当者の名前で、怪しいメールが届いたぞ」と怒りの電話が入る。 普段使っているクラウドのアカウントが乗っ取られ、勝手に操作されてい
2月10日読了時間: 3分


セキュリティ対策評価制度「何から考えるか」を間違えないために
経産省の「セキュリティ対策評価制度」という言葉を聞いて、 多くの中小企業の経営者や担当者は、こんな印象を持つのではないでしょうか。 何だか難しそう 高度なセキュリティ対策が必要そう 専門のIT担当がいないと無理そう ですが、最初にお伝えしておきたいことがあります。 この制度は、セキュリティを“強化させる”ための制度ではありません。 この制度が見ているのは「技術」ではない 誤解されがちですが、セキュリティ対策評価制度で主に見られているのは、 最新のセキュリティ製品を使っているか 高度な防御ができているか ではありません。 評価されるのは、もっと基本的な部分です。 誰が判断するのか決まっているか 何を守るべきか整理されているか 事故が起きたとき、最低限どう動くか考えられているか つまり、 「ITやセキュリティを、経営として扱えているか」 が問われています。 なぜ「評価制度」という形を取っているのか この制度の背景には、はっきりした目的があります。 それは、 中小企業に“高度な対策”を求めることではなく、 取引先が安心して仕事を任せられる最低ラインを示
2月4日読了時間: 4分
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