障害を“知らせる仕組み”──中小企業でも今すぐできる、クラウドとITの見える化
- ITワークラボ
- 2025年11月13日
- 読了時間: 3分

ITトラブルのほとんどは、「起きたこと」ではなく“気づくのが遅れること”で被害が大きくなります。
・メールが届いていなかった
・クラウドの同期が止まっていた
・バックアップが数週間失敗していた
・取引先からの問い合わせに気づかなかった
IT担当がいないと、“そもそも気づけない”構造になりがちです。
そこで必要なのが、難しい監視ツールではなく、「知らせる仕組み」=通知・監視・アラートです。
もちろん、大がかりなものは不要。
“まず気づける”環境をつくるだけで十分です。
① なぜ「知らせる仕組み」が必要なのか
障害は、起きてしまうこと自体よりも、「気づかない時間が長い」ことがリスクになります。
・気づかないまま顧客対応が遅れる
・データの同期不良が数日放置される
・バックアップが取れていないことに誰も気づかない
わずかな遅れが、クレームや売上の機会損失につながります。
“早く気づける会社は、トラブルに強い会社”これがIT環境の現実です。
② 中小企業でもできる「知らせる仕組み」3つ
1️⃣ クラウド障害のお知らせを“自動で受け取る”
Google Workspace、Microsoft 365などは、障害やメンテナンス情報をお知らせする「ステータスページ」や「通知メール」があります。
通知を受け取れるようにしておくだけで、「メールが送れない」「会議に入れない」などのトラブル時に“自社の問題か/サービス側の問題か”をすぐ判断できます。
IT担当がいなくても、今クラウドがどうなっているかが瞬時にわかる仕組みです。
2️⃣ バックアップや同期の不具合を“通知で気づく”
クラウドストレージ(Google Drive、OneDrive など)は、同期エラーが発生したときに通知やポップアップで知らせる機能があります。
バックアップが止まっているのに気づかない──これはトラブル時の最大のリスクです。
重要フォルダだけでも「エラー通知をオン」にしておくことで、バックアップの失敗を早期に察知できます。
3️⃣ 社内で“トラブルを共有できる仕組み”をつくる
ITトラブルに気づく人は、必ずしも管理者とは限りません。
誰かがすぐ気づけるように、社内ツール(Chat、LINE WORKS、Slackなど)に「ITトラブル連絡用のチャンネル」を作るのが有効です。
・メールが届かない
・クラウドに入れない
・ファイルが同期しない
こんなとき、気づいた人が一言投稿すれば、全員がすぐ状況を把握でき、早めに対応に動けるようになります。
IT担当不在の会社こそ、連絡の“見える化”が強い武器になります。
③ 導入のハードルはゼロ。「まずは通知を受け取る」だけでOK
専門的な監視ツールは必要ありません。
会社の規模が小さいほど、シンプルで、すぐ始められる仕組みのほうが効果的です。
やるべき最初の一歩はこれだけ:
「どのサービスの通知を受け取るか」を決める
これだけで、IT環境の安全性は大きく向上します。
④ まとめ:障害は防げない。でも“早く気づく”ことはできる
ITトラブルやクラウド障害は、どんな会社でも起こります。
大切なのは、防ぐことより、早く気づき、混乱を最小限に抑えること。
中小企業に必要なのは、大規模な監視ではなく、“気づける仕組み”と“共有できる仕組み”です。
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