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AWS障害で感じた“クラウドの不安”──それでもクラウド導入を進めるべき理由

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先日、Amazon Web Services(AWS)で大規模な障害が発生し、多くの企業でネットワークやシステムの一部が停止しました。



さらに、Microsoft 365でも一部のサービスで不具合が報告されました。



大手クラウドでも止まることがある──このニュースに「クラウドってやっぱり不安」と感じた方も多いかもしれません。


でも、実はそれでもクラウド導入を進めるべき理由があります。


① 「止まっても復旧が早い」


クラウドは、一時的に障害が起きても、ほとんどの場合は数時間〜1日以内に自動復旧します。サーバーやネットワークがすべて自社内にある環境では、復旧まで数日〜数週間かかることもあります。


つまり、クラウドは「壊れない仕組み」ではなく、“すぐに直せる仕組み”なのです。


② 「どこでも仕事が再開できる」


クラウドを使えば、オフィスが止まっても自宅や出先で業務を継続できます。

障害が起きた一部のサービスを避けて、他のクラウドやデバイスからアクセスする柔軟さもあります。


パソコンが壊れても、データはクラウド上にある──それが、今の働き方を支える大きな安心感です。


③ 「保守や更新の手間がいらない」


クラウドは常に最新の状態で保たれています。

セキュリティ更新も自動で行われ、サーバーの管理も不要です。


中小企業では「誰がITを管理するのか」が課題になりますが、クラウドを使えば、その負担を最小限に抑えられます。


“管理できないまま放置する”より、“管理を任せて守ってもらう”ほうが安全です。


④ それでも備えは必要──「これだけはやっておこう」


クラウドを使うからこそ、“もしも”への備えが大切です。

難しいことは必要ありません。以下の3つで十分です。


1️⃣ 重要データはバックアップしておく

別のクラウドや外付けHDDにコピーを残すだけで、障害時の復旧が早くなります。


2️⃣ 社内の連絡手段を2つ以上持つ

メールだけでなく、LINE WORKSやTeamsなど、複数の連絡方法を確保しておきましょう。


3️⃣ 管理者が不在でもアクセスできるようにする

クラウドの契約情報や設定を一人の担当者に任せきりにせず、予備の管理者アカウントや手順書を準備しておきましょう。 担当者が不在でも復旧や確認ができる体制が理想です。


この3つだけでも、障害時に“何とかなる”会社になります。


⑤ まとめ:大切なのは「備え」と「相談相手」


今回のAWS障害は、クラウドが“万能ではない”ことを思い出させました。

しかし同時に、クラウドだからこそ早く回復できることも事実です。


不安を理由に避けるよりも、「どう備えるか」を考えるほうが、結果的に強い会社になります。


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ITワークラボでは、中小企業向けに“クラウド導入と障害対策の両立”をサポートしています。

現状のクラウド環境の見直しや、バックアップ・運用ルールづくりなど、まずは「うちのクラウド、これで大丈夫?」からお気軽にご相談ください。




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