オフィス業務をクラウドへ──Google WorkspaceとMicrosoft 365の違いを整理
- ITワークラボ
- 8 時間前
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パソコンにインストールして使うOfficeソフトが当たり前だった時代から、いまや「どこでも使えるクラウドオフィス」へと大きく変化しています。
その代表格が、Google WorkspaceとMicrosoft 365。
どちらもメール・文書作成・表計算・会議ツールをまとめて提供する“オールインワン”のクラウドサービスです。しかし、導入を検討する経営者からはよくこう聞かれます。
「うちはどっちを選べばいいの?」
今回は、その疑問にわかりやすくお答えします。
① 共通点:どちらも「どこでも使えるオフィス」
Google WorkspaceもMicrosoft 365も、インターネットに接続さえしていれば、自宅でも外出先でも、いつもの資料をそのまま開けます。
つまり、どちらを選んでも「仕事の場所に縛られない環境」が実現できます。
② 違い1つ目:得意分野の方向性が違う
まとめると、
「新しく柔軟に働きたい会社=Google Workspace」
「Officeを使い慣れた会社=Microsoft 365」が目安です。
③ 違い2つ目:社内文化や業務スタイルとの相性
Google Workspace:
同時編集がスムーズでスピード重視
IT担当がいなくても設定が簡単
チャットやMeetなど、ツール間の連携が自然
Microsoft 365:
社内承認・部署単位の管理に強い
権限設定や監査ログなどセキュリティ制御が細かい
ExcelマクロやAccessなど旧業務との互換性が高い
業務プロセスが“柔軟型”か“伝統型”かによっても、選択が変わります。
④ 違い3つ目:料金とコスト感
金額に大きな差はありません。重要なのは、
「社員がストレスなく使えるか」「既存データが活かせるか」です。
⑤ 選び方のポイント
Google Workspaceが向いている会社
スタートアップや小規模チーム
リモートワーク・共同編集が多い
管理をシンプルにしたい
Microsoft 365が向いている会社
すでにWordやExcelを使っている
社内承認フローや文書管理を重視
セキュリティ・監査要件がある
“便利さ”よりも、“自社の働き方に合うか”が選定のポイントです。
⑥ まとめ:ツール選びは「導入後の運用」で決まる
どちらを選んでも、クラウド化によって業務効率は確実に上がります。
大切なのは、導入したあとに「どう運用を定着させるか」。
ツールを入れることがゴールではなく、社員が自然に使いこなせる環境づくりが成功の鍵です。
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