ITにお金をかけない会社が、知らないうちに失っている3つのモノ
- ITワークラボ
- 1月6日
- 読了時間: 3分

「ITには、できるだけお金をかけたくない」
中小企業の経営者として、とても自然な感覚だと思います。
実際、
・大きなトラブルは起きていない
・何とか回っている
・今すぐ困っているわけではない
そう感じている会社も多いはずです。
ただ一方で、ITにお金をかけないことで、気づかないうちに“失っているモノ”があるというケースも、現場ではよく見かけます。
今回は、その代表的なものを3つ紹介します。
① 静かに削られていく「時間」
ITにお金をかけない会社で、最も失われやすいのが人の時間です。
・PCの動作が遅い
・ちょっとした不具合が頻発する
・トラブルが起きるたびに調べる
・詳しい人を探して声をかける
1回1回は数分、数十分でも、それが毎日・何人分も積み重なると、かなりの時間になります。
社員の時間だけではありません。
「これ、どうなってる?」と経営者が確認に入る時間も増えていきます。
ITにお金をかけていないつもりでも、実際には“人の時間”という形で支払い続けている状態です。
② トラブル時に失う「選択肢」
もう一つ、見えにくいのが選択肢です。
IT環境が最低限整っていない会社ほど、トラブルが起きた瞬間にこうなりがちです。
・今すぐ直さないと業務が止まる
・調べたり比較したりする余裕がない
・業者の言う通りに進めるしかない
結果として、「本当は他の選択肢があったかもしれない」という対応を選ばざるを得なくなります。
普段ITにお金をかけていない分、いざという時に“選ぶ側”ではなく“選ばされる側”になる。
これはコストの問題というより、経営判断の自由度が下がっている状態とも言えます。
③ じわじわ失われる「安心感と信用」
最後は、数字には表れにくいですが、とても重要なモノです。
・データ管理が属人化している
・設定や契約内容を把握している人が限られている
・「何かあったら大丈夫かな?」という不安が社内にある
こうした状態は、少しずつ影響が出てきます。
・社員が不安を感じる
・引き継ぎがうまくいかない
・外部とのやり取りで説明に詰まる
ITにお金をかけないことで、会社全体の安心感や信頼感が、静かに削られていくこともあります。
誤解しないでほしいこと
ここまで読むと、「やっぱりITにはたくさんお金をかけるべき?」と思われるかもしれません。
でも、そういう話ではありません。
・高額なシステムを入れる必要はない
・大企業と同じ対策をする必要もない
・完璧を目指す必要もない
問題になりやすいのは、“ほぼ何も整えていない状態”のまま放置していることです。
まとめ:ITにお金をかけないこと自体が問題ではない
ITにお金をかけない会社が、必ず失敗するわけではありません。
ただし、
・時間
・選択肢
・安心感や信用
こうしたモノを、知らないうちに差し出していないかは、一度立ち止まって考えてみる価値があります。
IT対策は「全部やる」か「何もしない」か、ではありません。
失っているモノが大きいところから、少しずつ整える。
それだけでも、会社のITはかなり安定します。
ITワークラボからひとこと
ITワークラボは「あなたの会社にIT担当者を」をコンセプトに、
・今のIT環境で何が起きているか
・どこで“代償”を払っているか
・最低限、どこを整えるべきか
を一緒に整理するサポートを行っています。
まずは現状を整理するところからで構いません。
八王子・多摩エリアの企業様には、現地訪問での対応も可能です。
「これ、うちも当てはまるかも?」そう感じたら、気軽にご相談ください。
.png)



コメント