“パソコンが動かない”とき、最初にやるべき3つの確認──焦らず落ち着いて対応するために
- ITワークラボ
- 10月17日
- 読了時間: 3分

誰にでも起こる「朝からパソコンが動かない」
月曜の朝。「電源を入れても画面がつかない」「ネットに繋がらない」──そんなトラブルで一日が止まってしまうこと、ありませんか?
中小企業では、IT担当がいない場合も多く、ちょっとした不具合でも「誰に聞けばいいのか分からない」と混乱してしまいがちです。
ですが、実際には自分で確認できるポイントもたくさんあります。
慌てず順番に確認すれば、すぐに解決するケースも多いのです。
① 電源とケーブルを確認する
最も多いのが、「単純な接続トラブル」です。次の点を落ち着いて確認してみてください。
電源ケーブルや延長コードが抜けていないか
モニターの電源ランプは点いているか
キーボードやマウスが正しく接続されているか
ノートPCの場合、バッテリー残量はあるか
意外と、「掃除のときにコードが抜けていた」「延長タップのスイッチが切れていた」など、シンプルな原因が多く見つかります。
② ネットワーク・Wi-Fiの状態を確認する
次に多いのが、インターネット関連のトラブルです。
Wi-Fiマークに「!」や「×」が出ていないか
社内全体でネットが止まっていないか(他の人にも聞く)
ルーターやモデムのランプは点灯しているか
有線接続の場合はLANケーブルが抜けていないか
もし社内の全員がつながらない場合は、ネットワーク機器や回線側の問題の可能性が高いです。一方で、自分のPCだけつながらない場合は、設定やWi-Fi接続の問題が考えられます。
焦ってルーターの電源を何度も入れ直すより、一度だけ再起動して数分待つのが安全です。
③ ログイン・再起動を試す
パソコンが起動してもログインできない場合、次のポイントを確認しましょう。
Caps LockやNum Lockが誤って押されていないか
社内アカウントやパスワードが変更されていないか
Windows Updateやセキュリティ更新後の再起動が必要か
一度再起動することで改善するケースは意外と多くあります。
ただし、何度も再起動を繰り返すのは逆効果です。
2回試しても改善しない場合は、社内のITサポートや専門業者に相談しましょう。
トラブル対応の基本姿勢
トラブル時は、焦って設定を変えたり、再インストールを試したくなるものです。
しかし、自己判断で触るほど、状況が複雑になってしまうこともあります。
まずは、次の3つを意識しましょう。
「いつ」「どんな操作をしたか」をメモする
エラー画面が出たらスマホで写真を撮る
何を試したかを記録しておく
この3つだけで、サポートに相談したときの対応が格段に早くなります。
まとめ:慌てず、記録して、相談する
パソコンやネットのトラブルは、知識よりも「落ち着いて確認できるか」が解決の早道です。
電源 → ネットワーク → ログインこの3つを順番にチェックして、それでも直らないときは早めに専門家に相談しましょう。
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