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PCの初期化だけで大丈夫?売却・返却・廃棄前のデータ消去
「古いパソコンは、Windowsを初期化してから処分すれば大丈夫」 そう考えている会社は少なくないでしょう。 確かに、Windowsにはファイルやアプリを削除してパソコンを初期状態に戻す機能があります。しかし、会社のパソコンには顧客名簿、見積書、メール、ブラウザーの保存情報などが残っている可能性があります。 パソコンを社外へ出す場合は、単に画面上からファイルが見えなくなっただけでなく、保存されていた情報を復元しにくい状態にすることが重要です。 ただし、Windowsの初期化がまったく無意味というわけでも、すべてのパソコンを物理的に壊す必要があるわけでもありません。 この記事では、専任のIT担当者がいない中小企業向けに、PCの売却・リース返却・廃棄前に確認したいデータ消去の考え方を解説します。 「ファイルの削除」と「データの消去」は違う パソコン上でファイルを削除し、ごみ箱を空にしても、データそのものが直ちに完全消去されるとは限りません。 多くの場合は、パソコンが「この場所を新しいデータに使ってよい」と判断できる状態になるだけです。新しいデータで上
9月15日読了時間: 9分


INSネットは2028年末に終了|会社でISDNを使っているか確認する方法
「ISDNは昔の回線だから、うちではもう使っていないはず」 そう思っていても、実際には電話設備や業務機器の裏側に、INSネットの契約が残っている可能性があります。 特に、通信回線を長年見直していない会社や、設備の導入経緯を知る担当者が退職している会社では、何に使っている回線なのか分からないまま料金だけを払い続けているケースも考えられます。 INSネットのサービス終了後に初めて気づく場合、電話や接続機器の一部が使えなくなるかもしれません。 とはいえ、最初から電話設備に詳しくなる必要はありません。 まずは、請求書や契約書を確認し、利用している回線と機器を整理するところから始められます。 INSネットは2028年12月31日に終了する NTT東日本とNTT西日本は、次のINSネットサービスを2028年12月31日に終了すると発表しています。 INSネット64 INSネット64・ライト INSネット1500 切替後のINSネット上のデータ通信(補完策) 新規・移転の申し込みは、すでに2024年8月31日で終了しています。 INSネットは、NTTが提供する
9月2日読了時間: 7分


5分の自社診断で見える差——セキュリティ対策不足で被害額最大5,000万円の現実
「うちはどのくらい危ない状態なんだろう?」 中小企業のセキュリティ相談を受けていると、こうした質問をいただくことがあります。 ただ実際には、 何が危険なのか分からない どこまで対策すればいいのか分からない 他社と比べて自社が危険なのか判断できない という会社も少なくありません。 そんな中、IPA(情報処理推進機構)の調査では、セキュリティ対策状況の自己評価が低い企業ほど、被害額が大きくなる傾向が示されています。 特に注目されているのが、 自己評価70点未満の企業では、被害額が最大5,000万円に達した事例がある という点です。 一方で、自己評価70点以上の企業では、最大被害額が100万円という結果でした。 もちろん、点数だけですべてが決まるわけではありません。 ただ、「対策状況を把握している会社」と「何となく運用している会社」では、事故が起きたときの差が大きくなる現実が見えてきます。 被害を大きくするのは、攻撃より準備不足 サイバー攻撃というと、高度なハッキングを想像されることがあります。 でも実際には、 バックアップが取れていない 誰が管理して
5月12日読了時間: 4分


中小企業の約半数がセキュリティ投資ゼロ——“何も起きていない”会社ほど危ない理由
「うちは今まで一度も被害に遭っていないから大丈夫」 中小企業の現場では、こうした声を聞くことがあります。 確かに、毎日の業務が普通に回っていると、セキュリティ対策は“後回し”になりがちです。 実際に、IPA(情報処理推進機構)の調査で、中小企業の約半数がセキュリティ対策に投資していないという結果が出ています。 そして、問題なのは「投資額の大小」よりも、 “何も起きていないから必要ない”という空気 の方かもしれません。 「問題が起きていない」は、本当に安全? セキュリティ対策は、売上のように成果が見えやすいものではありません。 そのため、 今まで被害がない 社員が困っていない 業務が止まっていない という状態だと、「まだ大丈夫」と感じやすくなります。 でも、実際のサイバー攻撃は、 ある日突然メールが送れなくなる クラウドにログインできなくなる 共有フォルダが暗号化される 取引先に不審メールが送られる など、何も起きていなかった会社に突然発生します。 事故が起きてから、 「もっと早く見直しておけばよかった」 となるケースは少なくありません。 セキュリ
5月1日読了時間: 4分


中小企業の約7割が社員任せ——ランサムウェアより怖い、守る人がいない会社の現実
「うちはまだ大丈夫だと思う」 中小企業のセキュリティ相談を受けていると、本当によく聞く言葉です。 実際、多くの会社では、ウイルス対策ソフトを入れたり、怪しいメールに気をつけたり、できる範囲で対策をしています。 ただ、その一方で、こんな状態になっている会社も少なくありません。 パソコン管理はなんとなく詳しい社員任せ 退職者アカウントが残ったまま Wi-Fiの設定を誰も把握していない NASやルーターの更新時期が不明 「困ったら業者に聞く」以外の運用がない ここでいう“社員任せ”とは、各社員が悪いという意味ではありません。 会社として担当者やルールが決まっておらず、詳しい人・気づいた人・各社員の判断に頼っている状態のことです。 中小企業の約7割は、セキュリティを組織で管理できていない IPA(情報処理推進機構)の調査では、情報セキュリティ対策を組織的には行っていない中小企業が69.7%という結果が出ています。 つまり、約7割の中小企業では、セキュリティ対策が会社全体の仕組みとして管理されておらず、現場任せ・詳しい人任せになっている状態です。...
4月28日読了時間: 4分
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